昆布は「よろこぶ」を意味する縁起物です。からだがよろこぶ栄養素がたくさん詰まった食材です。昆布に多く含まれる栄養素をご紹介します。
①食物繊維(フコダイン、アルギン酸)
糖質や脂質の吸収を抑え、コレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
②ミネラル
昆布にはカルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素などのミネラルが多く含まれています。特にヨウ素が豊富に含まれており新陳代謝を促進する働きがあります。
③うまみ成分(グルタミン酸、アスパラギン酸)
昆布のうまみはグルタミン酸とアスパラギン酸の2つのアミノ酸から由来します。昆布のうまみを利用することで、おいしく減塩することができます。グルタミン酸とアスパラギン酸は水に溶ける性質を持っており、さらにかつお節などに多く含まれているイノシン酸と合わせて食べるとうまみがより増します。